◆手、足などの傷
@水でよく洗い流す
*ガーゼなどで押す程度
A清潔なハンカチやタオルなどで傷口を被う
*出血している時は圧迫。
注)ティシュ等の紙は使用しない。
注)アロエなど他の感染の危険あり。
◆頭部、額などの傷
@出血部位を見つける事
*出血部全体を圧迫し、徐々に圧迫を取っていき、出血部を確認する
Aとめどなく出血している場合は全体を圧迫したまま病院へ。
◆指先の傷
@出血部を圧迫により止血する。
注)ゴムなどで縛ったりしない。長時間になると血行が悪くなり治療に支障が出る場合あり。
◆変形、強い痛み、腫れ
→骨折、脱臼、靭帯損傷などが考えられる
@ダンボールや棒などをそえてタオルや包帯などで固定する
A変形があってもそのままで安静し、すぐ病院へ。
◆軽い打撲や捻挫など
@アイシングをして経過をみて翌日の状態で受診を決めてもよい。
→捻挫時のアイシング
◆頭部、頚部などの打撲
☆内出血や頚髄損傷の可能性あり注意。意識がなかったり、手足が動かない場合は救急車を要請する。
☆短時間で元気を取り戻したような場合も注意。まれに硬膜内血腫などのように1〜2週してから症状が出ることもある。
@家族への連絡。
A頭痛、吐き気や嘔吐などの症状がある時は病院へ。
B頭の打撲で、一過性の健忘症程度の事はよくあります。成長期では頚椎への負担が大きいので要注意。
注)手足の痛みやシビレがある時は整形外科を受診させてください。
くなければ起こりませんので、高校生以下や高齢者では起こりにくいのです。
◆鼻出血
@顎(あご)を引き口で息をさせ額〜鼻の付け根を冷やす。
A棉やティシュを奥の方まで詰めないでください。繊維が残り再出血を来たす恐れがあります。出来たらガーゼなどを使用して下さい。